白井幸則の気になる芸能ニュース

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白井幸則の厳選NEWS-11/12-pert2.

白井幸則です !

本日2回目の記事はヤフーニュースから!!

news.yahoo.co.jp

10月下旬から11月上旬にかけて開催された東京モーターショーで、日本の一般消費者向けに初めて公開された4代目となる新型「プリウス」。トヨタ自動車が12月9日に発売を予定しているハイブリッド車(HV)だ。

【写真あり】4代目プリウスは3代目といったいどこが違う?

  最高で40キロメートル/L(ガソリン1リットル当たりの走行距離、JC08モード、以下すべて同じ)を達成するという世界トップクラスの燃費性能や先進 的な装備などについて、発売前から期待が高まっている一方、エクステリア(外観)デザインについては賛否両論だ。ネット掲示板SNSの投稿などで「カッ コ悪い」という評価をよく見かける。

■ 4代目プリウスは、チャレンジングなデザイン

 確かに顔つきはかなりアクが強い。2~3代目の特徴だったボンネットからフロントウインドー、ルーフ(天井)、リアウインドーなどにかけて凹凸がほとんどなく、流れるように形成された「ワンモーションフォルム」とは違う。

 かなりチャレンジングなデザインという印象を受ける。

 一方で、そう感じるのは、2003年にデビューした2代目から10年以上続いた「プリウス・スタイル」に、私たちの目が慣れてしまったためもある。そもそもHVの代表であるプリウスの新型に、一か八かの造形をトヨタが与えるはずはない。

 デザイン担当の児玉修作氏と空力担当の北沢祐介氏に話を聞くと、新型プリウスのエクステリアデザインが、奇抜なものを狙ったわけではなく、必然的にそうなったということがわかった。

 すでに各所で報じられているように、新型プリウスはTNGA(トヨタ・ニュー・グローバル・アーキテクチャー)と呼ばれる新世代プラットフォームを初採用した。トヨタがこのプラットフォームにこだわったのは低重心。走りに有利となるからだ。

 この低重心構想は開発の初期段階で決まっており、児玉氏、北沢氏とも、それをベースに個々の作業を進めていった。全長4540×全幅1760×全高 1470ミリメートルというボディサイズも、2人がかかわる前にだいたい決まっており、デザインや空力のために「長く」「低く」したワケではないそうだ。

■ なぜ、低重心化をしたのか

 その条件のうえで北沢氏が構築したのが、トライアングル・シルエット。2代目で導入された、真横からのプロポーションが三角形に見える造形だ。ただ三角形の頂点は、2代目から3代目に移行する際に後方に移動させたのに対し、4代目では前方に170ミリメートル戻した。

 「3代目では、後席の頭上空間を広げるべく、トライアングルのピークを後ろに持って行ったのですが、今回は低重心設計でシートを低くできたので、それよりも空力を重視しました。ピークから後ろをなだらかにすることが空気抵抗を減らすのです」(北沢氏)

 そしてフロント側は低重心設計でエンジンフードが低くなった。4代目と3代目を比較して、エンジンなどのパワートレインは約10ミリメートル下がっただけだが、ボンネットとフロントウインドーの間にある外板部のカウルは実に62ミリメートルもダウンしている。

 しかもボンネットやフロントバンパーなどで構成するフロントノーズが延ばされたので、4代目は2~3代目のようなワンモーションフォルムではなく、多くの車と同じようにボンネットとフロントウインドーの境目に段をつけるカタチになったのだ。

 この造形は副次的効果も生んだと筆者は考えている。ノーズが独立し、ルーフのもっとも高いところのピークが前進したことで、力感や勢いを感じられるようになった。これは低重心化によって走りを良くするという開発目標と一致する。中身を体現したシルエットともいえる。

 低くなったのはフロントノーズだけではない。4代目はリアゲート後端のスポイラーも、3代目より55ミリメートル低くなっている。低くしたほうが走行中 にボディ後部で発生する乱流を少なくできるからだ。でも全高は20ミリメートル低いだけなので、そのままではルーフからの傾斜が強くなり、空気がスムーズ に流れなくなる。ここにもトライアングルのピークを前に出した理由があるというわけだ。

 これでプロポーションは決まった。では賛否両論のフロントマスクはどういう考えから生まれたのか。

「ここは空力とは直接絡んではいなくて、プリウスらしいミニマムな部品配置を、流れるような造形で組み合わせて、低重心を強調することを心がけました。

 ヘッドランプを下に伸ばしたのは、フォグランプにかけてS字を描くようなラインを強調したかったからです」(児玉氏)

■ 従来のデザインを踏襲し、新しさを出した

 車体後部のブレーキランプやウインカーなどのリアコンビネーションランプも似たような考えで造形している。縦長というプリウスのアイコンは踏襲したうえ で、新しさを出した。特に今回は夜の点灯時の表情にこだわっていて、台形を描くことで安定感を表現している。プリウスの「P」をモチーフにしたのかと思っ たら、そうではないようだ。

 前後ともサイドの面をギリギリまで延ばした処理は、3代目で初導入した、空気の流れを整えるためのものだ。ここでエアロダイナミクスの基本性能を確保し たうえで、児玉氏がランプまわりで個性を演出し、それを北沢氏が空力的に整えていったというのが制作のプロセスだそうだ。

 もうひとつ目につくのは、サイドウインドーとリアウインドーがつながるリアクォーター。筆者を含めて、トヨタが昨年末に世界で初めて市販にこぎつけた燃 料電池車「MIRAI」(ミライ)」に似ていると思う人が多いかもしれない。これは児玉氏によれば、トヨタの上層部から「MIRAIに似せろ」という指示 はなかったそうだ。

 実は、4代目プリウスとMIRAIの形状が似ているように感じるのは、それ以上の理由があった。

 「視界を良くするために、リアウインドーの左右を広げたのですが、そうするとボディ色のピラーを脇に入れることが難しくなった。そこでブラックアウトし ながら特徴を出すという方向性で仕上げていきました。空力的にも上から見て水滴型を形成しており、有利な形状になっています」

 新型プリウスのスタイリングが機能重視であり理詰めの産物であることが理解できただろう。インダストリアルデザインとは本来そういうものだ。空力や使い やすさなど、さまざまな機能を高度に両立させ、伝統のトライアングル・シルエットを継承したうえで、目標に掲げた走りの良さもしっかり見た目で表現してい る。

 「カッコ良い」「カッコ悪い」の判断は個人の自由だが、新型プリウスのエクステリアデザインが、ここまで数多くの要求をまとめあげた結果であることを知れば、「カッコ悪い」と思った人の第一印象も変わってくるかもしれない。

 

 

白井幸則のCOMMENT・・・

写真を見るか限り、そんなにかっこ悪くは無い気がします!

人それぞれ好みがありますけどね。

古い旧車とかをカッコいいという人もいれば、

タイプじゃないって方もいますし。

万人受けするものを作るのはなかなか難しいものです。

っていうかほぼ無理ですよね。笑